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薬剤師は指輪できないのは本当?現役薬剤師が身だしなみを解説‼︎

薬剤師は指輪できないのは本当? 現役薬剤師が 身だしなみを徹底解説‼︎

薬剤師は職場に指輪を付けることはできないとよく聞きますよね。

私も新卒で病院に就職するときに「結婚したら結婚指輪を付けたいけれど、できないのかな」と心配していました。

薬剤師だっておしゃれしたいし結婚していることをアピールしたい!

そこで本記事では薬剤師が職場に指輪ができないのか、指輪ができるとしたら結婚指輪だけなのかについて解説していきます。

本記事を読み終える頃、あなたはきっと職場に指輪を付けてよいのかが分かるようになるでしょう。

薬剤師だけれどおしゃれして働きたい場合には、規則がゆるい職場を選ぶと良いでしょう。

ファルマスタッフなら就職前に職場に規則や雰囲気などを聞けるのでおすすめです♪

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目次

薬剤師は指輪を付けている人が多い

結論からいうと、多くの医療現場で働く薬剤師が指輪を付けています。

ただし、職場によってはルールが異なり、すべての指輪が許可されるわけではありません。

新卒で私が働いていた病院では結婚指輪のみ付けてよいというルールでした。

そのため、目立つデザインの指輪や大きな宝石がついた指輪は避ける傾向にあります。

一方で、結婚指輪などシンプルな指輪であれば、着用を許可されることが多いです。

また、病院や調剤薬局では、指輪が手袋に引っかかるリスクを考慮し、指輪の着用を控えるよう指示されることもあります。

そこで次にどのような指輪であれば薬剤師でも職場に付けていけるのか、私自身の体験談を交えながら解説していきます。

薬剤師は職場では結婚指輪のみ付けている

薬剤師が職場で付ける指輪として最も一般的なのは、結婚指輪です。

結婚指輪はシンプルなデザインが多く、仕事中も邪魔にならないため、多くの薬剤師が着用しています。

私も大学病院で働いているときに結婚をしましたが、既婚の同僚や上司のうち半分くらいの薬剤師は結婚指輪を付けていました。

結婚指輪が許可される理由は、以下のような点が挙げられます。

  • シンプルなデザインが多く、業務の邪魔になりにくい
  • 日常的に外さない人が多いため、衛生管理がしやすい
  • 職場での身だしなみとして認められている場合が多い

一方で、結婚指輪であっても、大きな宝石がついているものや、デザインが複雑なものは控えた方がよいでしょう。

<私の体験談>
新卒で働いていた大学病院では…
ダイヤモンド付きの結婚指輪を付けている薬剤師は本当に少数でした。
(私は小さなダイヤモンドが3つ入っている結婚指輪ですが、上司に特に何もいわれませんでした)

転職先の調剤薬局では…
ダイヤモンド付きの結婚指輪に加えてシンプルなゴールドのリングを重ね付けしています。
薬局長も結婚指輪以外にファッションリングを付けているので大学病院に比べると指輪に関する規則はだいぶゆるめです。

また、病院によっては指輪の着用自体を禁止しているところもあるため、職場のルールを確認することが大切です。

薬剤師は婚約指輪は職場には付けない

婚約指輪は、結婚指輪とは異なり、職場ではほとんどの薬剤師が着用しません。

婚約指輪は宝石がついているものが多く、業務に支障をきたす可能性があるためです。

婚約指輪は結婚指輪と比べると華美なので患者さんによっては不快な思いをさせてしまいます。

具体的に、婚約指輪を職場で付けない理由として、以下のような点が挙げられます。

  • 大きな宝石がついていることが多く、作業の邪魔になる。
  • 手袋や白衣に引っかかる可能性がある。
  • 衛生面を考慮し、目立つ装飾品は避けるべきとされている。

例えば、調剤薬局で薬を扱う際、指輪に粉が付着することも考えられます。

また、病院では患者さんに接する機会が多いため、清潔感を重視しなければなりません。

そのため、婚約指輪は職場では外し、プライベートな時間に楽しむのが一般的です。

<私の体験談>
新卒で勤務していた大学病院でも転職先の調剤薬局でも婚約指輪を付けている薬剤師は1人もいませんでした。
大学病院に至ってはファッションリングも禁止されていたので指輪=結婚指輪でしたね。

薬剤師は職場にネックレスを付けている人もいる

結婚指輪と同様に、ネックレスを付ける薬剤師も一定数います。

しかし、ネックレスは指輪以上に注意が必要です。

なぜなら、首元からぶら下がるアクセサリーは、作業中に患者さんや薬に接触する可能性があるためです。

職場でネックレスを付ける際のポイントとして、以下の点に気をつける必要があります。

  • 短めのチェーンを選び、ぶらぶらしないようにする。
  • シンプルなデザインのものを選び、業務に支障をきたさないようにする。
  • 長いネックレスは、白衣の下にしまって目立たないようにする。

例えば、病院薬剤師は患者さんに近づく機会が多いため、ネックレスが邪魔にならないように注意しなければなりません。

一方、調剤薬局では長時間の立ち仕事が多いため、ネックレスが揺れると気になることがあります。

そのため、職場の環境に合わせて、適切なアクセサリーを選ぶことが患者さんへの配慮へもつながります。

<私の体験談>
新卒で働いていた大学病院でもネックレスをしている薬剤師は少数でした。
やはり抗がん剤のミキシングや無菌調整を行う時に邪魔になること、ネックレスの揺れが気になる薬剤師が多い印象でした。
私も職場にはネックレスはしていきません。

このように薬剤師は身だしなみに気を配りながら、おしゃれを楽しむ工夫をしています。

次に薬剤師が指輪をしない、できない理由についてくわしく解説していきます。

薬剤師が指輪ができない理由は3つある

薬剤師、特に病院薬剤師が指輪をつけられない、できない理由は、大きく分けて以下の3つあります。

・衛生面の問題
・業務の安全性の問題
・職場の規則の問題

それぞれの理由について1つずつ解説していきますね。

指輪は手指の衛生を考えると不潔だから

病院薬剤師の多くが指輪を付けていない理由は病院が衛生管理を徹底しているからです。

特に手術室や無菌調剤室では、手指の衛生が厳しく求められ、指輪の着用が禁止されていることがほとんどです。

手術室担当の薬剤師は結婚指輪をしていませんでした。

また、薬剤師は患者さんに直接触れる仕事もあるため、手指の清潔を保つ必要があります。

指輪の隙間には汚れや細菌がたまりやすく、感染のリスクを高めるため、つけない方が安心です。

業務の安全面を考えると指輪が危ないから

薬剤師は薬剤の調合や機械を扱う場面が多く、指輪が引っかかることで事故につながる可能性があります。

例えば、点滴の準備や薬の説明の際に指輪が患者さんに触れると、不快に感じさせる可能性があります。

そのため、患者さんへの配慮として指輪を外す薬剤師も多いです。

さらに、病院はチーム医療を重視しており、他の医療従事者と協力して仕事をする場面が多くあります。

医師や看護師は指輪をしていない人がほとんどです。

指輪が機械に引っかかるなどのトラブルを防ぐためにも、指輪をしないことが一般的です。

こうした理由から、病院薬剤師の間では指輪をつけない習慣がある職場も多くあります。

職場の規則で指輪を禁止しているから

職場の規則で指輪を禁止しているため、指輪をしない薬剤師も一定数います。

どんな指輪だったら職場に付けていっても良いのか、接遇面を考えれば簡単ですが感じ方は人それぞれです。

特に病院や調剤薬局では、職場ごとに細かい身だしなみのルールが設けられています。

新卒で働いた病院や実習先の病院は細かい身だしなみのルールがありました。

指輪の着用を禁止している職場もあり、就職前に確認しておくことが大切です。

転職エージェントのファルマスタッフでは事前に職場の規則を確認できるので確認することをおすすめします♪

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それでは次に指輪を付けるメリットとデメリットをそれぞれ解説していきますね。

指輪を付けないメリットは3つある

薬剤師が指輪を付けないことで得られるメリットは、主に3つあります。

  • 衛生的であること 指輪をしていないと、手洗いがしっかりでき、手指の清潔を保ちやすくなります。
    特に、患者さんに薬を手渡す場面では、衛生面の配慮が求められます。
  • 仕事がしやすくなる 指輪が邪魔にならないため、細かい作業がしやすくなります。
    例えば、錠剤をピンセットで扱うときや、粉薬を正確に計量するときに、指輪が邪魔にならずスムーズに作業できます。
  • 事故のリスクを減らせる 指輪が機械に引っかかるなどの事故を防げます。
    特に、調剤機器を扱う際には、指輪が原因で機器が誤作動を起こすこともあるため、リスクを減らすために外すことが推奨されます。

<私の体験談>
新卒で働いていた大学病院では抗がん剤のミキシングがあったため、調製業務を行なう時は結婚指輪を外していました。
やはり無菌調製をする時は結婚指輪は衛生的に考えると不潔だなと思ったからです。
逆に無菌調製がない日には結婚指輪を毎日付けていました。

このように、指輪をつけないことには多くのメリットがあり、特に衛生面や安全面を考慮すると、薬剤師にとっては適した選択といえます。

指輪を付けるメリットは3つある

一方で、指輪をつけることにもメリットは3つあります。

  • 結婚していることが分かりやすい 結婚指輪をしていると、周囲の人に既婚者であることが伝わりやすくなります。
    特に、職場での対人関係において、指輪があることでプライベートな質問を避けられることもあります。
  • 指輪を付けることで安心感を得られる 指輪には大切な人との絆を象徴する意味があります。
    そのため、仕事中でも指輪をつけていることで、精神的な安定感を得られる人もいます。
  • オシャレを楽しめる 薬剤師として働いていても、身だしなみに気を配りたい人は多いです。
    シンプルな指輪を選べば、清潔感を保ちながらおしゃれを楽しむこともできます。

<私の体験談>
新卒で働いていた大学病院では研修医を含めて若手医師が多かったため、結婚指輪を付けていないとプライベートで誘われることが多かったです。
しかし、結婚後に結婚指輪を付け始めてからプライベートな質問やお誘いは一切なくなりました。
また、結婚指輪をつけることでパートナーとの絆を感じられるので仕事中に疲れた時も指輪を見て癒されていました。
私にとって、結婚指輪はお守り的な存在です。

ただし、指輪をつける場合は、衛生面を考慮し、仕事中は外すなどの工夫が必要です。

指輪をつけるかどうかは、職場のルールや個人の考え方による部分も大きいため、自分に合った選択をすることが大切です。

次に薬剤師は結婚指輪もできない、おしゃれもできないのか!?という疑問について解説していきますね。

薬剤師はおしゃれできないのは嘘だった‼︎

薬剤師は「おしゃれができない」と思われがちですが、それは誤解です。

確かに、医療現場では清潔さや衛生面が求められ、身だしなみに制限があることも事実です。

しかし、工夫次第でおしゃれを楽しむことは十分可能です。

私もおしゃれなスクラブや白衣を準備しておしゃれを楽しんでいました♪

職場ごとのルールを守りながら、自分らしさを出す方法を紹介します。


医療現場で働く薬剤師のおしゃれ術

病院や調剤薬局では、衛生管理が徹底されているため、身だしなみに関するルールが厳しい傾向があります。

しかし、そんな中でもできるおしゃれの工夫があります。

  • ヘアスタイルにこだわる
    • 長髪の場合は清潔感を保つために束ねる
    • 髪色は派手すぎず自然なトーンを選ぶ
    • まとめ髪用の上品なヘアアクセサリーを活用
  • ナチュラルなメイクを取り入れる
    • 派手なメイクは避け、健康的で明るい印象を目指す
    • 口紅やチークは控えめな色合いを選ぶ
    • 崩れにくい化粧品を使い、勤務中も清潔感を維持
  • シンプルなアクセサリーを楽しむ
    • 結婚指輪は許可される職場も多いため、シンプルなデザインを選ぶ
    • ピアスやネックレスは小ぶりなものを身につけると上品な印象に
    • 時計は機能的で上品なデザインを選ぶ

このように、清潔感を保ちつつおしゃれを楽しむ方法はいくつもあります。

<私の体験談>
大学病院時代…
長い髪をシュシュやヘアクリップを使ってまとめていました。
ピアスやイヤリングは禁止されていたので一切使わず、時計はシンプルなセイコーを使っていました。

調剤薬局時代…
今働いている調剤薬局は比較的規則が緩いので、結婚指輪にシンプルなイエローゴールドのリングを重ね付けしていkます。
ネックレスももちろんOKですが私はネックレスが揺れるのが気になるので付けていません。
髪色も特に規則はありませんがナチュラルな黒髪を1つにまとめています。

医療現場では、患者さんに安心感を与えることも大切ですので、上品で落ち着いた身だしなみを意識するとよいでしょう。

製薬会社で働く薬剤師のおしゃれ術

製薬会社では、病院や薬局に比べると服装の自由度が高い職場が多いです。

しかし、ビジネスマナーを守りつつ、洗練されたおしゃれを取り入れることが求められます。

  • スーツやオフィスカジュアルを活用
    • 落ち着いた色合いのスーツやジャケットを選ぶ
    • 清潔感のあるシャツやブラウスを着用
    • 動きやすさも考慮し、シンプルなデザインの服装を心がける
  • 上品な小物で洗練された印象に
    • シンプルで上質な腕時計を身につける
    • 鞄や靴はシンプルかつ機能的なものを選ぶ
    • ネックレスやイヤリングは目立ちすぎないものが好印象
  • ヘアメイクもビジネス向けに整える
    • ヘアカラーは自然なトーンにする
    • まとめ髪や軽いカールなど、清潔感のあるスタイルを意識
    • メイクはナチュラルで上品な仕上がりを目指す

製薬会社で働く薬剤師は、取引先や社内の人と接する機会も多いため、相手に好印象を与える服装を意識することが大切です。

製薬会社で働く友人はオフィスカジュアルを楽しんでいますよ♪

TPOに合わせたおしゃれを楽しみながら、信頼感のある身だしなみを整えましょう。

白衣の下などの身だしなみチェック3選

白衣を着る職場では、どうしてもファッションの幅が限られてしまいます。

しかし、白衣の下にこだわることで、自分らしいおしゃれを楽しむことも可能です。

  1. インナー選びで快適さとおしゃれを両立
    • 白衣の下に着るインナーは、シンプルで肌に優しい素材を選ぶ
    • 透けないようにベージュや淡い色のインナーを活用
    • 長袖インナーを選べば、冷房対策や腕の露出を防ぐ効果も
  2. 靴や靴下で個性をプラス
    • 立ち仕事が多いため、履き心地の良いシューズを選ぶ
    • シンプルなデザインのスニーカーやパンプスが好ましい
    • 靴下やストッキングは無地や落ち着いた柄を選ぶことで上品に
  3. 見えない部分も清潔感を意識
    • ネイルは短く整え、派手な色は避ける
    • 香水は強すぎないものを選び、控えめに使用
    • しわや汚れのない服を身につけ、常に清潔感を保つ

白衣の下にこだわることで、気分も上がり、仕事へのモチベーションも高まります。

<私の体験談>
大学病院勤務時からずっと私の白衣の下はミズノのスクラブです。
カラーバリエーションが多い上にさらりとした着心地なので汗をかきやすい夏でも着ています。
白衣を脱いでスクラブ1枚でも仕事ができるのでTシャツよりも便利ですよ♪

職場のルールを守りつつ、自分らしいおしゃれを取り入れてみましょう。

白衣の下に着るべきものやおすすめのアイテムについては別記事でくわしく解説していきますね♪

まとめ

・薬剤師は職場に指輪を付けている人が多い

・薬剤師は職場に婚約指輪は付けないが結婚指輪を付けている人が多い

・薬剤師が指輪をできない、しない理由は手指の衛生面、業務の安全面、職場の規則の3つの理由がある

・薬剤師が結婚指輪を付けるメリットとデメリットはそれぞれ3つある

・薬剤師はおしゃれができないかと言われたらウソであり、おしゃれはできる

・白衣の下にスクラブを着たりヘアアクセサリーをこだわるなどをしておしゃれを楽しむことができる

・薬剤師はTPOに合わせて指輪を付けたりやおしゃれを楽しんだりしながら仕事ができる

この記事を読んだあなたが指輪を始めとして少しでもオシャレを楽しんで仕事ができることを願っています。

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この記事を書いた人

アラサー二児の母であり薬剤師。
病院薬剤師→専業主婦を経て現在薬局薬剤師3年目。
キャリアについてお悩み中。

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